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2018
02/06

近代朝鮮における改良オンドルの開発と商品化に関する研究と題した資料がありました。

ここで言う日本人住宅とは1920年代の日本帝国による韓国併合時代の日本人の暮らしについてです。

原本はとても読みづらいので適当に要約してみました。興味ある人は本文含め読んでみてください。

近代朝鮮における改良温突(オンドル)の開発と商品化に 関する一考察 -日本人住宅の防寒問題とその改良のテー マとして-

□北方民族の暖房を調査
ペチカに横たわったり満州ではオンドルと同じような「カン」があることから北方型の移動した民族が朝鮮の北部に伝えたのではないか?
日本にまで広がらなかったのは気候の違いであっただろう、百済を含む南朝鮮ではオンドルが伝えられたのは遅れたが、その後朝鮮全体に普及したのは朝鮮人の生活様式が床座であったことによる。

報告書の中で医学専門学校での研究では、オンドル居住者の健康状態との関係をしらべられた。
オンドルの保温効果を高めるように建てられた部屋の小さな面積や小さな開口部、による換気の問題点がわかった。
この実験でオンドルの気密性から生じる衛生問題が朝鮮人の怠惰な気質にも影響を与えたと考えていた。
※(これはとても失礼な表現ですね)

もう一つ朝鮮総監府林業試験場での実験ではオンドルの燃料消費量を調査。

薪、枝、雑草、穀などが主要な燃料としてあげられているが、この実験では相当量の薪を必要としていることから、朝鮮のオンドルは朝鮮の山林を荒廃させる主原因であると指摘している。

いずれにせよどんなん寒さにも朝鮮オンドルが暖房器具として向いていると認めている。

しかし、そんな寒さにも朝鮮オンドルが適合する暖房設備にするため改良すべき必要性があると記されている。

1922年3月朝鮮総監府をはじめ、植民地支配機関で働いていた日本人建築時術者により、朝鮮の民家を調査するため朝鮮建築会は作られた。
目的は生活改善と朝鮮の気候風土に適する住宅の普及、防寒建築の普及、住宅改良に主眼が置かれた。

3つの研究会が作られた。
その一つが、
 住宅問題研究会--------朝鮮住宅に関する資料収集、日本人住宅の改良問題の解決
『朝鮮と建築』の創刊号には朝鮮銀行営繕化長の小野二郎による「朝鮮における住宅建徳の改造」という論説が掲載されていて小野は次のように述べていた。
「、、、木造住宅は葬列なる寒気に対してなんの用意もなく惨めで、有意義な新建築が生まれなかった事はいまあまりに遅すぎた感がある。
朝鮮において風土に適した文化住宅を得ようすれば、防寒建築はいうまでもない、防寒と採暖がとても大切だ。、、、」

このことから、朝鮮建築会は当初から改良普及のためには日本人の住宅を保温性能の高い、防寒こ構造にすることが主目的だったことがわかる。

朝鮮建築会の岩井長三郎は日本人住宅を防寒県建築にするために朝鮮住宅を研究する必要があることを次のように述べている。
「現在は日本内地からの方法で作っているが、朝鮮に適した作りになっていない、できる限り風土に根ざしたものが必要。文化住宅とか、住宅改良とか言って見ても朝鮮半島のことを研究し、長所を取り入れ、日本のスタイルとの融合を見出すべきだ、、、、」

岩井は二品と朝鮮に共通した住宅改良案を考案するのは不可能であり、朝鮮の気候風土に適した改良作を求める必要がある。
すなわち防寒建築として朝鮮住宅が持つ構造と設備、とりわけ、オンドルに関する研究の必要性が認識されたとしている。


□日本の住宅暖房設備の模索

朝鮮建築会の住宅改良では
保温性を得るためにオンドル以外の暖房設備を検討していた。
当初は日本人住宅の暖房設備としてはペチカが注目されていた。

朝鮮建築会の創立年に行われた「住宅設計競技」での当選者8案中、オンドルが2案、ペチカは8案そして温水暖房、蒸気暖房が採用された。
当初は満州で導入されていたペチカや温水暖房の導入が目指されていた。

朝鮮建築会は1926年機関紙「朝鮮と建築」で暖房編の特集号には暖房装置の種類がまとめて紹介されていた。そのなかには室内保温に関する科学的な原理の紹介、温水暖房、蒸気暖房、熱気暖房(複写暖房)の装置の紹介があり、暖房設備としてのペチカについて3人、オンドルについて1人が紹介している。
というように1920年代には温水暖房や蒸気暖房が理想とされていた。
現実的には当時朝鮮で採用された暖房はペチカが一般的だったようだ。

1920年代から日本人住宅に適する暖房設備に関する議論があったが、オンドルのについては推進論、撲滅論、排斥論、存置論など様々な意見があった。温水暖房やペチカに比べ建築費が安く、燃料の経済性、工作の容易さ、などの長所に注目する意見が増えオンドルの欠点を改善して採用しようという議論も出てきた。
(※オンドルの方がペチカに比べ安価にできると言うのは自然素材である石と土でつくられ、工業製品を使ってなかったからだろうか?)

□改良議論の展開

1922年小野二郎は
オンドルは室内の保温を最大限優先する高い気密性そして床全体が放熱面となる。
オンドル室は狭く小さい窓、天井も低く、隙間がないように紙を貼るのが一般的構造。
これにより防寒構造建築の理想的一面を達成している。と評価している

また「朝鮮と建築」1940年に掲載された野村孝文の論説には煙道のことが書かれている。
平行線形、放射線形、折衷形と3つに分けられる。
部屋の形と滝口の位置に従いいずれかの形で作られる。

煙道の畔は割グリ石を粘土で積み上げるのが在来の方法だったが、レンガを使用した例も増えてきた。
そして煙道の上には花崗岩のオンドル石を置くが、幅が一定していないので石片やレンガ片を積んで束にしてオンドル石を支える必要があり、オンドル石の上には粘土と砂を混ぜたオンドル土を床面が平行になるように敷き詰め、油紙を貼る。

このような朝鮮在来のオンドルの構造について欠点を見つけ、改良の必要性を指摘している。

朝鮮建築会の理事長が1923年に「研究すべきオンドル装置」発表している。
保温装置としては日本よりはるかに発達したものがオンドルだと評価しつつ、欠点を改善する必要があると述べている。
欠点として空気の乾燥による湿度の低下、オンドルからの室内への炭酸ガスが漏出し、健康と衛生面で有害であるとした。
小野二郎は「朝鮮と建築、創刊号の論説でオンドルは室内の空気を乾燥させ、湿気を好む日本人に不快感を与えており、床面から直接熱が伝道するために怠慢な日常生活で生活能力を低下する欠点があると主張している。

このように衛生問題と、住み心地に関して問題を指摘され実験を行い科学的に証明した記事が「朝鮮と建築」に紹介されている。

京城医学部専門学校の富士貞吉博士は日本人住宅と朝鮮人住宅の2つの実験を行なった。

日本住宅は京都と東京の住宅において火鉢暖房と縁側と廊下の保温価値の実験

京城に建てられたオンドルのある日本人住宅2軒

暖房装置の真上を除く床から1.5mの場所の室温測定
結果はオンドル暖房の方が外気の影響が少なく一定の温度を長時間維持できた。
保温時間と燃料の消費量からオンドル暖房の方が経済性が優位だったと述べている

もう一つの実験はオンドル室の温度と湿度の変化を測定
焚き口を除いた全ての場所で等温が維持されていて、西洋式対流暖房の効果と類似した暖房効果があると評価した。

暖房開始かの後、室温が上がってきて5〜7時間頃最高になり、その後ゆっくりと室温が下がってきた。長時間高温維持ができ、一方湿度は暖房開始から下がり始めるが、その後徐々に増加したことを示した。オンドルが経済的暖房設備であることを証明した。

この実験から欠点として、湿度が低くなることと室内の炭酸ガスの濃度が上がる問題が判明。
事件結果から、改善策として、
●燃費の消費量を減らすために外部に煙突ダンパーや滝口に蓋をつけ、煙道にリュにゅうする空気量を調節必要がある。
●炭酸ガスの流出を防ぐために煙突の高さ高める必要がある。
●換気の問題を根本から解決するため、窓を大きくして日射と換気を十分とる。
以上のことを主張していた。

富士博士の実験は朝鮮オンドルの欠点を明らかにし、その欠点が朝鮮オンドルの不備な構造から発生したことを示しており、その後改良オンドルンの開発が進んで行った。

1922年から改良オンドルの研究が積極的に始まった。

京畿道庁山林課長の掛場定吉は1923年の「朝鮮と建築」で改良オンドルを紹介した。
一つの理由は改良オンドルにすることで山林を守ることができると考えた。
京畿道庁は描場の成果をもとに改良オンドルの宣伝活動を行なった。韓国語の新聞にもその翻訳文が発表された。

□朝鮮オンドルの構造的欠点
●焚き口が大きすぎ燃料の消費が多い。
●煙突の長さが短く空気の流通が不完全になりガスが漏出する。
●焚き口と煙突に遮断幕がないために冷たい外気が浸透する。
●煙道の畔を地面に作るため煙道の内部に湿気が満ちること。

□使用上の問題では
●焚き口や煙道内部の修理や掃除ができない。
●オンドルの寿命が短い。
●少量の熱で部屋を温めるには同一の燃料でも室内の熱気が放散しないようにするとが必要であると主張。

掛場が提案した改良オンドルは山林を守るための公案であり、燃焼効率を高め、燃料の縮小かを目指していた。

□改良策として

○滝口の大きさを小さくし、焚き口用に木製の扉を作り、内側にトタンを貼り、外側に取手をつける。
それだけで、燃料が40%に節約できる。
○またオンドルによる火災もこの開閉扉で予防できると主張。
○煙突をトタン製、煉瓦、ドカンなどを使い耐久性と気密性を高める。
○煙道を石材で築造したり、焚き口の床に石枕を置き地面からの水分の侵入を防ぐと主張。

これらの改良の提案により積極的な宣伝活動がなされ、朝鮮人主の「朝鮮農林商会」と日本人主の「釘本商会」などが販売を行った。

改良活動が始まりオンドル職人養成講習科なども行われた。
1924年の統計によると、京畿道内に改良したオンドルは98,042棟その中の日本人住宅は1,850棟あったと言う。

1925年における京城の住宅数は
朝鮮人住宅が53,580棟、その内オンドル住宅は51,743棟、
日本人住宅が18,811棟、その内オンドル住宅は4,590棟、
宣伝活動は大いに効果があった。

掛場の研究から始まった改良オンドルの活動は開閉装置を無料配布したり、大量購入に支援をしたり、指導者派遣したり、改良した住民への表彰など山林保護の一環として全国拡散された。

そう行った中、改良オンドルへの関心が高まり1920年代後半からは改良オンドルの開発、特許出願、商品化などが始まって行った。

□開発と商品化

多くは滝口の開閉装置、
焚き口への空気調節を行う送風装置、


1930年代に入り、改良はより盛んになって行った。
・金邦焄が開発したものは特許が取られ世間の注目を浴びた。
「愛林竃」と称されたこの改良オンドルは燃料の節約効果が50%〜64%で、京畿道庁によって開発された改良オンドルよりも燃焼効率が高かった。

延稽守門学校数物科の講師である李高鶴が考案した改良温突は,
建築家が開発したものとして注目された。
金属製で作られたオンドル床により保温時間が飛躍的に伸びた。
保温を調整できる放熱板と開閉装置も備えていた。

・川上式オンドル
ストーブとペチカを販売していた川上重三郎が1926年に開発し2件の特許を持っていた。
これ煙道の畔を煉瓦で放射状に築造し、オンドル石の代わりに鋳鉄製の網状板と正方形の耐火煉瓦を敷き油紙を貼ったものイデアル。滝口の上部に放熱畿を設け、焚き口と煙突に遮蔽板を付けて開閉できるようにしてある。また川上式は湿気発生装置を備えていて室内空気の乾燥を防ぎ、大掃除口を設けて入ることができるのが特徴だった。

・更正式オンドル
京城初音町の妹尾氏が養蚕設備の保温
装置からヒントを得て開充したものである.1,百45cm・深さ75
cmの規格の鋼鉄板を60cmの高さに5枚を主ねて積んだ燃
焼機が,この改良温突の特徴
の作動原理については,‘漸進燃焼法’と紹介されていたが,放
熱機に用意した鋼鉄板には,通気穴と灰出口があり、その穴を通じて真下で炊かれた熱が上部の鋼鉄板へ次々に上がって行く工夫であった
これは,朝鮮温突における焚口内の温度が短時間に過度に上がる欠点を改善したもので、あった。


・村岡式オンドル
完全燃焼を図るために煙道の高低差をつけて購買を十分に取られたもの。煙道の高低差と長短、煙道の分岐口の大きさにより燃焼を調節し、焚き口と煙突のダ遮断版によりねんしょうちょうせつすることで、燃料の一時的な消費量を節約しようとした。オンドル石のかわりに熱気穴を埋め込んだオンンドル板を使用したのが特徴。

・大野式オンドル
燃料を練炭にした。床下の真ん中に練炭路を設け、コンクリート配管で通気を取り、安藤工房の畔の代わりに鉄筋コンクリートで床を支え、床も鉄筋コンクリートでモルタルを塗り最後の仕上げに紙を貼っていた。床の中央に練炭があり、取り替えるようになっていたが、炭酸ガスの流入を避けるために室外からレールで取り替えるように変更された。

・井出式オンドル
遠藤は朝鮮式と同じ平行線形だが、焚き口が鋳物で作られ、ロストルで上下に分かれていて、最年少をするのが容易だった。

・1941年頃葛西重男(橋城高等工業学校教授)によれば、『模擬オンドル』と言うオンドルの燃料として温水や、上記、電気を使った改良オンドルも公安研究されていた。

こうした日本人設備業者の商品かされたオンドルがどれだけ販売されたかは不明であるが、改良オンドルはコンクリートや鉄製の新材料を用いたために資材費や運搬費が高くなる難点があった。

■最後のまとめ

近代朝鮮で開発された改良温突について,オンドル改良の論議の動向の紹介を行ない,次に,朝鮮人と日木人が開発した改良オンドルとその特徴を明らかにした.朝鮮オンドルの改良に関する論議は,日本人住宅の改良を目指して行なわれた朝鮮建築会の住宅改良の活動から積似的に展関された目すなわち,オンドルの研究は,朝鮮半島における日木人住宅の防寒問題を解決するため,防寒建築としての朝鮮住宅の構造と設備をどのように日本人住宅に導入すべき
かと言う研究を端初に開始され,朝鮮住宅の長所としてオンドルの暖房方式が注目されたのである
朝鮮オンドルの室内空気の乾燥,炭酸ガスの漏出などの欠点については,オンドル実験により燃焼効率の改善や燃料の節約などの問題を優先に改良する必要があることが論じられていた.またこうした朝鮮オンドルの欠点は,温突の焚口、煙道・煙突などの不備な構造に起因するため,その構造的な問題の改善が,オンドル改良の主テーマとして,改良オンドルの開発が開始されたのである.改良jオンドルの開発に最初に着手したと考えられる掛場定古は,朝鮮オンドルの焚口を中心にしてオンドルの欠点の解決を試みた.
その工夫は,滝口の開閉装世の考案で,卦場の開閉装置は,温突改良に関する京畿道庁の宣伝の中で,広く普及することになり,その後の朝鮮人による改良温突の開発にも大きく影響を与えたと考えられる.日木人の改良温突の開発には,温突の築造における。鉄筋コンクリート・耐火煉瓦・鋼鉄板などの材料を用い,放熱機や蒸気発生装置などの装置を考案し,朝鮮オンドルが持つ構造的な欠点を改良する様々な工人ーが考案された

こうした日本人設備業者の改良オンドルは商品化され,当時の日本人住宅に採用されたと考えられる.

以上

この内容の話は以前韓国の友人から大雑把に聞いたことがあるのですが、日本人は元々あった韓国のオンドルをいろいろと改良したが、本当に上手く行ったのだろうか?ケジャリの話が出てこないが、オンンドルの仕組みで大事なケジャリを理解していたのだろうか?。などの話をしたことがあります。この資料だけで、元々あった韓国のオンドルは問題点が多く、その部分を日本人が改良し進化させたようにも読めますが、果たしてそうだったのだろうか?
などななど疑問は多々ありますが、興味深い資料でした。


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2018
01/30

イアンとエバンスによって考えられたロケット マス ヒーターは世界中の人たちによって進化発展中

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形も材料も色々
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どんどんメーソンリー ヒーターに近づいてきているかのよう。
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これはロケットマスヒーター? メイソンリーヒーター?
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しかしこれらの暖房器具は床上設置型。

床下から暖める暖房器具といえば、韓国に伝統的に使われ続けているオンドル
オンドルは足の下から暖かさがくるので、お尻から温まるロケットマスヒーターよりも快適か?

ちょっとオンドルについて考えてみます。

オンドルの起源は諸説あり、

ローマのハイポコースト
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中国のカン
kang.jpg

スペインのグローリア
grolia.jpg

誰も同じような考えをするもので、世界にはもっといろんな床暖房システムがありそうですね。


日本と中国、韓国の関係は悲しい歴史も含め、長い交流があります。
そのなかでなぜ、日本にオンドルはなぜ根付かなかったのか?
オンドルに関する文献は少なく、日本で作られたオンドルの情報はなかなか見つかりませんでした。

そんな状況の中、1950年代に出版されていた「暮らしの手帖」に北海道で作られたオンドルのレポートがありました。
貴重な情報です。

「暮しの手帖社」に許可をいただき一部紹介させていただきます。

『暮しの手帖』第1世紀33号(1956年)
 「公庫で建てたオンドルのある家」より
スキャン

おんどる1

実はこの前の号ではペチカの特集されています。
ペチカは熱い煙を壁の中に這わせるもの、オンドルは熱い煙を床下に這わせるもの。

おんどる3

オンドルには2つの仕組みがある。
一つはドカン式、床の中に土管を配管し、周りを砂利で埋める。

もう一つの方法はミゾ式、レンガで煙道や束を立ち上げ熱気をまわします。
こちらの方が焚き口を下げる必要がなく、土管のようにつまりやすくないと書かれています。

※現在の韓国で作られているオンドルはミゾ式が多いのですが、基本的には焚き口は床より下げます。ここに掲載されているものは焚き口になるカマドは床上に設置されています。残念ながらこの資料に燃焼室に関してのの詳しい情報はありませんが、興味深いです。

おんどる4


カマドには給湯配管もされていて、4石(約720リットル)もの貯湯タンクが設置されています。
それともう一つのアイデアは夏には床に熱いガスが回らないようにダンパーで閉じるようになっていますことです。
おんどる5

床の仕上げはコンクリートにリノリュウムが貼ってあります。
オンドルのない部屋にも熱気が回り込み半袖セーターで過ごせるという快適さ。その秘密は断熱。
当時断熱材という考えもなかった時代だろうと思います。ここではオガクズが利用されています。

おんどる6

オンドルから一番遠い場所にある客間には薪ストーブが設置されています。
当時断熱材という考えもなかった時代だろうと思います。ここではオガクズを断熱材として利用されています。
おんどる8

「ペチカとオンドルをくらべると」
ということで前号で特集されたペチカとオンドルの比較が行われていいます。
まほーびん1


石炭は一冬3トン急登を使うと4トン
部屋の温度は朝10度内外 普段は20度内外とペチカもオンンドルも変わりないそうです。
ペチカは壁が立ち上がるのでそれが邪魔になることもあり。オンドルはカマドと煙道の関係でレイアウトが限定される。

オンドルは床がコンクリート系のものになるので硬く物を落とした時壊れやすい。
ペチカは本体近くが一番暖く、暑かったりする。

費用はオンドルの方がペチカの倍ぐらいかかる。

どちらにせよ薪ストーブなどと比べると、はるかの具合がいいことははっきりしていると結ばれています。

本では「しかし、、、」と続きます。
いくらペチカやオンドルがいいとしても壁や天井からどんどん熱が逃げていく用では関心しない。
それよりも家全体がマホー瓶のような家ができれば、ごくわずかな熱で1日中暖かいに違いない。
ということで、「マホー瓶のような家を」という記事が書かれています。

まほーびん2

まほーびん4


壁はブロックと外側にレンガ、役30センチの壁、天井にはオガクズ断熱。木製建具を2セット使う二重窓。
窓にポリエチレンフィルムを春というアイデアも提案されています。
熱源は薪ストーブ1台、これで20度前後をキープできるそうです。
(暮しの手帖のレポート事実と異なりはしないと思うけど、北海道で20度前後をキープできるのはおどろきです。)


この記事がでたあと高度経済成長、そして化石燃料が海外から安く入ってくるようにな流れのなかで、ペチカ、オンドルというような暖房技術はしだいに途絶えてしまったのでしょうが、今再び、いかに環境負荷の少ないエネルギーを利用して冬の寒さを乗りきれるか、ということの知恵と技術にたくさんの人が関心持っていることだと思います。

最近なんどか韓国の友人たちとオンドルを作りましたが、かつてあった技術と今の技術がうまく組みあえばこれまた進化発展できそうなそんなことを思わせる貴重な資料でした。


暮しの手帖の表紙の裏にはこんな文章が書かれていました。

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これはあなたの手帳です

いろいろのことが ここには書きつけてある

この中の どれか せめて一つ二つは

すぐ今日 あなたの暮らしに役立ち

せめて どれか もう一つ二つは

すぐには役立たないように見えても

やがて こころの底深く沈んで

いつか あなたの暮らし方を変えてしまう

そんなふうな

これは あなたの暮しの手帖です

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2017
11/29

「絵で見るかまどとストーブの話」


ロケットストーブ普及協会自費出版第2弾
適正技術入門書 『絵で見るかまどとストーブの話』のご紹介です。

この本は2014年12月に韓国の転換技術協同組合から出版されていた本を翻訳させていただきました。

2013年韓国での「私はすとーぶだ!」に参加した時にところどころに展示してあったイラスト、とてもすてきな絵だな〜って眺めていました。
そのイラストレーターが イ・ ジェグワンさんです。
ジェグワンさんが、まとめた手作りストーブについての基本的なことがとてもわかりやすいイラストで紹介された本です。

手作りストーブのバイブル?

※出版するにたいしてたくさんの配慮いただいた韓国の友人たちに感謝です。


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もう1冊の本
2015年開催の「第3回私はストーブだ!inひろしま」後援会内容をすべて文字起こしした『講演録』です。

毎回ゲストのお話はとても興味深くとてもいいお話なんですが、第1回目はdvdにしましたが、第3回は講演録という形で本にしました。

なかなか聞くことのできないお話なので、ぜひ多くの人に伝えたいということで本にしました。


世界中にストーブ事情に大きな影響を与えたマニュアル本『ロケット・マス・ヒーター』(ロケットストーブ)のイアント・エバンスさんとの共同著者であり編集出版者のレスレージャクソンさんのお話。

も一人は韓国でのストーブムーブメントに火をつけ、韓国での「私はストーブだ!」の発起人キム・ソンウォンさんのお話です。

どちらも公演では使われなかった写真も追加掲載しています。
読み応えある本です。
講演録1 講演録2

講演録6 講演録7 講演録8

講演録9 講演録11 講演録10



本の購入方法

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1冊1200円+送料164円(1冊から6冊まで同じ送料です)
10冊以上だと1冊1000円+送料(6冊単位で164円です。7冊から12冊だと328円になります)
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郵便局からの振込は
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口座番号01350−4−87337
講座名:日本ロケットストーブ普及協会

他の金融機関からの振込の場合は
一三九(イチサンキユウ)店(139)当座 0087337

※振替用紙に送り先の郵便番号/住所/氏名/電話番号/書名/希望冊数/を
楷書で明記してください。判読不明の場合、お届け出来ない事があります。

※ネットからの振込の場合でも必ず送り先の郵便番号/住所/氏名/電話番号
 書名/希望冊数/がわかるようにお願いします。

ご記入いただいた振込用紙が事務局に届いた後に発送します。
少々お時間をいただきますがご了承ください。
ご不明な場合は rocketstove7@gmail.com までご一報ください。


どうぞよろしくお願いします。


※好評だったマニュアル本「ロケットストーブ」ですが、今でも少しづつお問い合わせをいただいていますが、現在絶版中です。

アメリカの本「ROCKET STOVE」は2回にわたり改定されタイトルも「ROCKET MASS HEATER」にタイトルが変わっています。内容についても一部改定されています。

日本の「ROKET STOVE」も来年中には新しく改定したいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

2017
01/18

 2009年12月出版した「ROCKET STOVE TO HEAT COB BULDINGS」ロケットストーブのマニュアル本、多くの人に興味を持っていただき、購入していただきましたが、在庫が無くなりSOLD OUTになりました。今まで有難うございました。 感謝!

第2版表紙


※英語の最新版『rocket mass heater』この本の在庫数冊あります。希望の方は今まで通り日本ロケットストーブ普及協会の方に郵便振替(01350-4-87337)まで送金していいただけると、こちらで確認でき次第お送りいたします。
特別価格1200円送料込み

ロケットマスヒーターvol.3


 日本語版の出版当初は日本語で「ロケット・ストーブ」または「ロケット・マス・ヒーター」のキーワードで検索しても、ほとんどこの奇妙なストーブの情報はありませんでした。

 今では無数と言っていいほどの情報があり、わかりやすく解説されたものも見当たります。(間違ったような情報も見かけますが、、)一番基本的なキッチンようのロケットストーブについては毎週どこかでワークショプの情報を見かける程ですね。

 田舎暮らしや災害時の必須のグッズとしても定着しているようです。

 一番初めてネットで見つけたロケットストーブの映像はこれでした。一斗缶ロケットストーブのHOW TO 映像


 ロケット・マス・ヒーターもヨーロッパ各地、イスラエル、ロシア、アフガニスタン、などなど、まさに暖房を必要とする世界中で作られています。


 マニュアルの本の中にあった「ポケット・ロケット」
ポケットロケット

 このドラム缶に2つの穴を開けただけで、一方に煙突を差し込み、一方に煙突を立ち上げるだけという簡単なストーブあまり注目されませんでしたが、実はこれはすごくシンプルで簡単、そしてすごい汎用性のあるストーブですよ。
是非これもトライしてみてください。

※現在翻訳マニュアル本第2弾「『絵で見るカマドと暖炉の話』」韓国編の翻訳出版の
準備をしています。
 これはキムソンウォンさんの話を元にイ・ジェグァンさんが素敵なイラストで文をまとめられたものです。
とってもわかりやすいて手作りストーブマニュアルです。
表紙


裏表紙


この春には出版予定、乞うご期待!!
(昨年中に出版予定にしていましたが、遅れてしまいました。お待ちしている方々もは申し訳ございません。「私はストーブだ!inひろしま」におけるゲストの講演内容も加筆予定です。)

プロフィール

ロケットストーブの本はこれは誰にために書かれたものか?
「火に好奇心のある人、自分たちの快適さのために石炭や石油、原子力に依存した家庭用暖房から解き放れたいと願っている人たちのための道具です。」

2016
01/28

ポケット ロケット ストーブ

ポケットロケット
 ポケット ロケットは薪をポケットに入れるように差し込めるのでついた名前。
 ロケット マス ヒーターの考案者イアント・エバンスさんと友人がある寒い日ある農場で暖をとるためにガスオーブンに足を突っ込んでいた。
 ストーブの改善の専門家が2人もいてオーブンで足を温めてるなんて、、、だったらストーブでも作ろうか、ということで、錆びたドラム缶と煙突を見つけた。
 ドラム缶の一方に焚き口、反対に煙突を作ればそれで作れると思い穴を開けた。
 しかし、あまりの寒さに間違えて同じ側に2つの穴を開けてしまった。
 それを直立させて煙突を一つの穴に立て、焚付けをもう一つの穴に突っ込んでみたところ、大きな唸り声を上げ始めた。それがポケットロケットの誕生だった。そして、ロケットマスヒーターの祖先になったのです。。

 イアントさん達は小さなペール缶で同じような仕組みのものを子供たちと作って遊んだ。
 そして彼らの夢はホームレスストリートの住人達に風の吹きすさぶ通りで、このストーブのことを教えられたら早く温まることができるということだった。

 と言うストーリーを読んだ寒いある日、さっそく、20リットルのペール缶で作ってみました。
よく燃える、煙突の上に手を置けば、暑い。しかし本体からの輻射熱だけでは体が全然暖まらない。
 超寒い時には全くの役立たずでした。
 その結果、ポケット ロケットは使い物にならないストーブだと思い込んだのでした、

IMG_3806.jpg
 
 その後、韓国でポケットロケットに出会うまでは。

IMG_2895.jpg

 韓国では様々な工夫貸してあるポケットロケットをたくさん作っていました。
 それはドラム缶を利用して温風が噴き出すものやお湯を沸かすものなど多様なものでした。
目から鱗的な感覚、

 そして最近ではポケットロケットの面白さに興味がわきぜひ多くの人に作ってもらいたいと感じている今日この頃です。

・非常に簡単、主な材料はドラム缶と煙突だけで作れる
・ペール缶サイズでは輻射面積が少ないのでいくら燃えても煙突からどんどん熱気はにげて行きますがドラム缶サイズだと一番暖かい表面で550度を超える暖かさです。

 最近作ったモバイル用のベンチ付きポケットロケットを紹介。

IMG_3815.jpg

基本的なロケットストーブをヒートベンチに接続。
木枠の下、側面はパーラートで断熱。
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ヒートベンチの中には一斗缶を5つ接続、接続部分は半分だけ開けてそれを交互に繋ぎます。
接続部分を半分残すのは中を通過する煙の流れを少しでも長くするため。滞留時間を長くすることで、効率を高める役割をします。
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仕上げはテラコッタのタイルを蓄熱座面に利用。時間とともに暑くなるので、上にはブランケットのようなもので覆い、温度調節を。
温度計は70度越え、暑すぎる。
ということは、このベンチもっともっと長くできるということですね。
またはこれだけの熱量を蓄熱できる蓄熱材を設置すれば、いい。
または、ここまで暑くなるまで燃やし続けづに、薪をセーブして使うということができるということです。

実際に家の中に常設する場合は蓄熱材を大きなものにして、薪の有効利用を心がけることが大切ですね。
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屋外でのマルシェでモバイル使用中。
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さあみなさんも 
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